2008年 01月 14日
◎ココまでの過程◎ 7月の末日。 ひき逃げにあったであろう 猫に出会った鶴見さん(夫)からの緊急電話に、珍しく迅速 に対応できつつある私。 鶴見さんからの電話を言葉途中に切り、私は新たなナンバーにダイヤルした。 ---------------------------------------------------------------------------- 期待通り電話はすぐにつながった。 「もしもしお願いします」 「はいどうぞ」 「高円寺駅…それから阿佐ヶ谷駅辺りまでも含めての 動物病院の電話番号を全て教えて下さい」 「少々お待ち下さい」 調べ物は全てネットで。 なかなか見つけられないようなページでも、割と見つけるのが得意な地味な特技を持つ私。 以前、我が家で飼っている猫が突然てんかん状態になり動揺した夜も、ネットで適切な対応 をしてくれる病院を瞬時に見つけた事があったので、「いざとなればまかせて」、的なものはあった。 ーが。 電話番号だけなら104で調べてもらう方が絶対に早いし、直接病院の声が聞きたい。 それに… すでに通常なら午後の診療を終えている時間だったというのが大きかった。 結果的に診療時間過ぎの動物病院を含めて、4件教えてもらい、私は即座にそれを鶴見さんに わかり易いようにメールで伝えた。 同時に私自身もつながらないのを承知で1件1件電話をしていたら途中、鶴見さんから電話が鳴った。 「こんなに早く、ありがとう! とりあえず1件だけつながってそこへ行ってみる事にしたんだけど…」 「うん」 「で…もし……」 「いいよ。だからあとは宜しくね」 彼のもしもの時の想いなんて、彼が最初に赤い猫に出会ったと聞いた時からわかってるよ。 いざとなれば私達が… ただそれだけの事。 ここだけ読むとちょっと私が勘の良くっていいオンナっぽいけど、そこは…そこは… ご想像にお任せします(そしてそれはたぶん違うのだ…)。 でも。 実際に数分前に出会った赤い猫が我が家の門を無事くぐってこられるのか。 そこには猫の健康状態はもちろんの事、それ以外にもいくつかの問題が潜んでいたのである。 そしてそれ以外にも… 気がつけば猫を抱えた鶴見さんの周りには沢山のギャラリーが集まっていたのだった… ↓ 多くの方に知ってもらえたらいいなぁと思っています。良かったら応援して下さい ↓ #
by acchan-man
| 2008-01-14 23:37
| 大吉の歩み
2008年 01月 12日
真っ赤な何かを 女性が一人 ポツリ と上から見下ろしていた。 日の暮れた道路でたたずんでいる女性と言うのはちょっと不思議で、 何をそんなに見つめているのかと 通り過ぎ際に 女性の見つめるそれを確認する事にした。 真っ赤な何か。 それは今にも虹の橋を渡っていってしまいそうな 真っ赤に染まった1匹の猫だった。 たたずんでいた女性もその猫と出会った自分をどう機能させていけばいいのか 回線が切れて動かなくなっているようだった。 街灯がなければ真っ暗になってしまう、そんな空の下で出会った目の前の赤い猫を見た瞬間、 もうその場を通り過ぎる事などできなくなってしまった。 「もしかしたらもう死んいるのかも…」 その光景を振り返り、私より先に赤い猫に出会った夫は(通称 鶴見さん)、その時の気持ちを 振り返りそう言った。 立ったまま呆然と猫を見下ろしていた女性に「少しだけこの子を見ていて下さい!」と頼み、すぐ近くの動物病院へ向かったけれど、診療時間はとうに過ぎていたため、鶴見さんは走って赤い猫と女性の元へ戻った。 そしてそのまま大慌てで私に電話を掛けてきたのだ。 「あっちゃん!今にも死にそうな猫に出会っちゃったんだ… 俺の仕事場付近で動物病院を急いで探してほしいんだけど」 いつもは飲み込みの悪い私の頭が、パニックも起こさずに今までの人生で一番迅速に機能した。 「わかった!すぐ連絡する!!」 答え終わらないうちにすでに鶴見さんとの電話を切り、 私は新たに電話を掛ける事にしたのだ。 平成19年7月28日のこの瞬間。 録画した昼ドラを私がぼんやりと見ていた時に、私達と赤い猫との糸は確かにつながったんだ。 そしてその糸につながりっていた他の沢山のモノの存在に私達はまだ気づいていなかった。 ↓ 多くの方に知ってもらえたらいいなぁと思っています。良かったら応援して下さい ↓ #
by acchan-man
| 2008-01-12 20:08
| 大吉の歩み
2007年 12月 27日
どのブログにしてー どのテンプレにしよーかー ーと吟味していたら、すでにヘロヘロになってしまいました… 記しておきたい事が色々あるのに、脳が酸欠してしまったので仕方ありません。 基本的に大雑把、注意力散漫、いいかげんな私なので、これから書いていく日記を後になってから修正したり、ちょいと手を加たりなんかをするかもしれませんが 見過ごしていただけると助かります。 ここは、今年の夏に出会ってから、私に沢山の事を教えてくれた 1匹の猫との日々を忘れないようにと、思いつきで立ち上げたブログです(生きていますよ、念の為…)。 「思い立ったら即実行!」 だって明日それができるかなんて保障はないんだから… 当たり前と思っていた事が当たり前に出来なくなった大吉が、そんな事を気づかせてくれる。 大吉が教えてくれた事はまだまだ沢山。 そのひとつひとつにありがとうの気持ちを込めて。 大吉へ #
by acchan-man
| 2007-12-27 18:04
| ご挨拶・その他の話
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アバウト
事故に遭い死の宣告を受けた1匹の野良猫。ーが、温かい人達との出会いから最高な復活劇を見せてくれた。このブログはあっちゃんマンことワタクシ管理人が、出会えた素敵な愛情と強い生命力を忘れない為の記録帳です by acchan-man 以前の記事
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